こんにちは!府中市片町にある『舞ピアノ教室』です。
演奏とは指で歌うこと、指で気持ちをつたえることをモットーとし、日々楽しいレッスンを展開しております♪
お教室では夏の発表会を終え、コンクールにエントリーしている生徒さんは大詰めの時期となってきました。
そして気が付いたら年が明け、発表会の曲決めや、春の新入会者さんをお迎えする時期・・・
本当に1年ってあっという間ですね~。
先日、大人の方の体験レッスンがありました。
子供時代にピアノ経験があるそうで、子育てが一段落した今、もう一度ピアノを弾きたい!と思われたそうです。
経験があるものの、「ずっと弾いていないので・・・」とご謙遜されていたFさんでしたが、鍵盤を押さえる指と手首にはしなやかさがあり、とても久しぶりの演奏とは思えない滑らかなものでした♪
やはり一度身についた技術はしっかりと身体にしみついているものなんですね!
体験レッスンではメロディを弾いていただいて私と連弾をしたり、
効果的な譜読みの仕方などをアドバイスさせていただきました。
久々のピアノに目を輝かせていたFさんはその場で入会、次の日にはピアノを購入されました。
なんてすばらしい行動力なんでしょう~!!
大人になると子供の時に比べて一歩を踏み出しにくくなったり、
新しい発見や出会いに驚きやときめきを感じづらくなる、なんて思いがちですが、
大人の方のレッスンをするたびに、
大人の「好き」は、子供以上の情熱や行動力があるなあ~と思います。
そして大人のピアノのいいところは、演奏に表現を豊かに乗せられることです。
一般的には子供の方が想像力が豊かと思われがちですが、
大人にはイメージを頭の中で具体的に映像化するための経験値が膨大です。
例えば・・・
「森のざわめき」という言葉から何をイメージするかを子どもに尋ねると、
「木がしゃべってる!」「木が揺れてる!」という返事が返ってきますが、
大人に尋ねると、「ざわめく木々の間から木漏れ日がさしこんでいる」
などと返ってきます。
このイメージの差こそ、大人ならではのピアノの楽しみ方なのではないでしょうか😊
私も大人になってから解釈できるようになり好きになった曲がたくさんあります。
子どもの時に親しんだことにもう一度チャレンジしてみたら、
今までとは違った世界が広がっているものなのかもしれませんね💕